2012年8月31日金曜日

趣味の時間


東京都無形文化財
都内に現存する唯一の手すき和紙
軍道紙(ぐんどうがみ)

この夏
その和紙作りに挑戦しました

東京の西のはずれ
五日市駅を降りて奥多摩方面へ進むと
軍道という集落があります

その地域で農作業が出来ない冬の副業として
江戸中期より昭和38年頃まで行われていたとか・・・

昭和62年 軍道紙の伝承保存を目的に
「ふるさと工房五日市 軍道紙の家」が
 できました



















すき始めるまでには沢山の工程がありますよ

楮(こうぞ)の刈り取りー蒸しー皮むきー側皮削りー皮の川さらし
ー煮る(そうだ灰を入れて約4時間)-アク抜き(川で洗う)-叩き
(ゆっくり長時間)
これでやっと繊維がほぐれます
これにトロロアオイの根をつぶして出来た粘液を混ぜ 水に溶いて
ようやく すく段取りができるのです
 トロロアオイの花 オクラの花に似てました
ゆっくりゆっくり優しく混ぜ混ぜして

今回は和紙のハガキを作りました
草花を摘んで挟み込みます 圧縮して2~3日乾燥させて出来上がり
 暖かいぬくもりを感じる和紙 好きです



2 件のコメント:

  1. トロロアオイを使った和紙作り、素敵ですね(*´∀`*)昔、子ども達と牛乳パックをバラバラにしてミキサーにかけて、紙すきをしましたが、やはりトロロアオイの方が風合いがあります~♪
    それにしても、花いずみさんは、センスがいいですね~
    惚れぼれ~(*^_^*)~
    こんな素敵な和紙のお葉書を頂いた人は、幸せですね(=^・^=)^^

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  2. れいちゃんママ ありがとうございます
    若い頃は家も庭も洋風を求めていましたが 歳を重ねてきた今
    やはり「和」が心静かに落ち着くようになりました。

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