2013年11月29日金曜日

秋の並木道

短い秋もそろそろ冬へと移り変わる頃
北海道や東北方面からは もう雪の便りが届きました

穏やかな秋の日 小さな庭を飛び出して
お気に入りの並木道を歩く




 甲州街道(国道20号)の
約4キロにおよぶ銀杏並木
春の芽吹きや秋の紅葉で楽しませて
くれます。

この並木は
大正天皇の御陵造営(昭和2年)にあわせて
道路改修(昭和4年)された時に植樹された
そうですよ
数えたことはありませんが約763本ぐらい
あるとか・・・


秋も深まる頃 沿道が黄色に染まり
散歩も楽しくなります。

しかし 沿道にお住いの方は
落ち葉の掃除が大変!
それからあの独特な匂いがネ
辺り一面にただよってます
歩道に落ちたぎんなんを踏まないように
歩くの。
ぎんなんの天ぷら
茶わん蒸しに入ったぎんなん
食べると美味しくて
大好きなんですけどネ。


青空をバックに輝いていました
 
高尾山は後ろ、真っ直ぐ行くと東京都心方面です
今年もたくさん楽しませてくれたいちょう並木にありがとう!と声をかける
 
 
 

2013年11月21日木曜日

秋深まり

雪の便りも届くようになる頃
小さな庭にも秋が少しずつ・・・

一番初めに色づいたのはジュンベリーの葉
ニシキギは赤く色づきました
丸い葉がなんとも可愛いトサミズキ
カエデは日当たりのいいところから少しずつ紅葉してきますよ
 落葉樹は落ち葉の掃除が大変ですがそれにも勝るほど春の新緑も楽しみ
 秋色の競演

日本は美しい四季があり 私たちは季節ごとにその喜びを表現しています
しかし このところ気候変動が激しく地球の怒りに直面していますね

台風30号の被害は大変な状態です
最大風速90メートル以上、観測史上最大級で巨大竜巻並みだったとか・・・
4000人を超える死者をだしたフイリッピンの被害
この台風が日本を直撃していたらと思うと・・・また、たまたま生かされたのだと
思わずにはいられません。

美しい季節が当たり前にいつまでも廻ってきてほしい!
ですからネ
地球の温暖化がこれ以上すすまないためにどうすればいいのかと考え
意識しながら生きていきたい。




2013年11月10日日曜日

天然素材の家

11月になり山も里も赤や黄色に染まり
短い秋真っ盛り

小さな庭をぬけ出し古い建物を求めて小さな旅へ
飛騨高山の古い街並みを歩いてきました。
観光地ですからネ人・人・人だらけ
古い建物とゆっくり対面するために苦手な早起きをしましたよ
 早朝の古い街並み 

 天然の素材で造られた昔の家は好きです
構造は木、壁は土、ふすまや障子は紙 
つまり木と土と紙の身近な天然素材が使われたのですね。
これは日本の湿度と四季の温度差に適応する すぐれた素材だったのでしょう




高度経済成長期以降は見栄えのする綺麗で早く造れる合板などの新建材が
多く使われるようになりました。
気密性が高くて寒い冬も暖かいそうですね。
しかし せっかく四季のある生活を楽しみたいなら
冬の寒さも受け入れる様な暮しこそ自然の中で生きているって感じがして
いいと思いませんか

田舎で育ったせいか こんな風景に心が和みます。
庭先の田んぼで田植えをしている爺さまに
「爺さま~!お茶にしましょう~!」って 
私が叫ぶの・・・ウフフそんな暮らしを夢見ていますけど・・・
自然と共に生きるという現実はきっと厳しいのでしょうネ~
それにもう二人してヨタヨタですしね
 
 

 

2013年10月27日日曜日

あかりで遊ぶ

秋の夜は虫の声を聴いたり、読書をしたり
電気を消して月のあかりを楽しんだり・・・と
しかし なんだかネ

今年の秋は気象の変化が激しくて
静かな秋を楽しむ間もないままに もう寒い!

それでも季節に合わせて模様替えしたくなり
あかりを自然素材に変えてみました。

昼間は太陽光が射しこみ
夜にはほのかに月のあかりが射しこむ・・・
そんな自然の光を邪魔しない程度のあかりにしたいのです
上・もみじの葉が印刷されている和紙を丸めて両面テ^プで止めただけです
今年の作品
手すき和紙の中に庭のもみじの葉を入れました
これも丸めて止めただけです。
  三年前の作品


















これは五年前の作品一番手が込んでいますよ
 
 作り方
・丸い風船を膨らませる
・障子紙(和紙)を適当な大きさに手でちぎる
・それを水のりで濡らし風船の周りにペタペタと付ける
・そのまま一週間ほど乾かす
・きれいに乾いたら風船に針を挿し空気を抜く
・風船を取り出し底部分を切り抜き綺麗に処理する。
 
 
麻ひもをクルクルと補強のため重ねの間に入れてみました
ちょっと見えにくいですがピンクの桜の花びらも散らして入れています
 
アイディア次第でいろいろ楽しめますよ(紙は燃える物ですから充分気を付けてください)
 
 
なんだかとてもロマンチックでしょう! しかし なにしろ爺と婆の二人暮らし 
30分ぐらいが限界なの 暗がりで良く見えずにつまずいたり、こぼしたり・・・で 
「オーイ!電気つけろ~」 と爺が(笑)  これが現実です。

2013年10月10日木曜日

今どこにいるの


ねぇ・・・・・
あなたが天国へ行ってしまったなんて
本当なの?
だって あのランチの時
あんなによく食べて、笑ってお喋りしたじゃない!
また会おうね!って言ったでしょう!

駅のホームで私が見えなくなるまで
笑顔で手を振りながら
見送ってくれたよね
あれからまだ5ヶ月しか経っていないよ
告別式に行ったら ピースなんかして笑っているあなたの写真をみたよ
そんなところでなにやってるの!って私呟いたんだよ

ねぇ~・・・故郷に帰りたいと言っていたよね 一緒に帰ろう!と言ったのに
ごめんね・・・あの時 無理にでも一緒に帰れば良かったね

ホラ・・・小さい頃 走り回って遊んだ故郷の風景だよ 夕焼けが綺麗だったよね

魂はむくろを脱ぎ捨てて飛び立ち・・・・って お坊さまが言ってたけど
今どこを飛んでいるの・・・・故郷のお母さんのところかな~
気が向いたら  私の所にも飛んで来てね
辛いけど  やさしい風が吹いたらあなたを感じるよ
ありがとう!
あなたも治療が辛かったでしょう
でも いつも私の身体のこと労わってくれたよね   

 
あなたは 会うたびに笑顔で楽しそうだったから
私はなにも心配していなかったの
気がついてあげられず 本当にごめんね

  西日暮里のレストラン
  故郷の方言 丸出しで喋ったね
  外国語みたいだから
  いちょんわからんし、よかよか
  なんて言ってね!

  淋しがり屋の私は そんな時間が
  心の支えだったんだよ



突然すぎて 現実を受け止めるのが辛いけど
でも もう大丈夫だよ                                               
  私も いつかむくろを脱ぎ捨てて飛んでいくから
   その時は また一緒に遊ぼうね ありがとう。ありがとう。安らかに(合掌)





2013年10月8日火曜日

秋の頃

季節がすすみ もう10月
今日は二十四節気の 「寒露」
野草に宿る冷たい露が霜に変わる頃らしいのですが
地球の温暖化を思わせるような
暖かい日和です。

野山はもう紅葉が見頃になっているそうですよ
大変強い 台風24号が 九州に近づいているとか
故郷はまだ稲刈り前なのに心配です。

小さな庭も移ろい秋の気配に。

ある日洗濯物干しながら金木犀の甘い香りを
フッ と 感じて見上げると
いつの間にか たくさんの花が咲いていました
「ほら!咲いたよ」と 香りで教えてくれる金木犀

頭がクラクラしそうな香りを振りまいています

 アロニエ・チョークエリーの実も色づき
セージの花が風にゆれていました
 庭の隅に埋めた彼岸花の球根 今年も忘れずに咲いて
季節を教えてくれました
秋の澄みわたった空を見上げ 
清々しい空気を胸いっぱいに吸い
風にそよぐ木々のささやきを聞く 
今 この時に感謝





2013年8月30日金曜日

夏の思い出

猛暑続きの夏もそろそろ終わり
それにしても 今年の夏はアツイ毎日でしたねぇ~

あきらかに異常気象です
観測史上初めて・・・なんて言葉たびたび聞きましたよ

さて夏休みを利用して
元気印のひまわり畑を見に出かけました

山梨県北杜市明野
約60万本のひまわりが咲き誇っていました
 
 ジリジリ照りつける太陽に顔を向けて力強く咲いていました



花びらが光に透けて 後ろ姿もステキでしょ!
 ハートマークの所に咲いていたひまわり
 
太陽の下で力強く咲いているひまわりを見ると元気が出るはずなのに
こんなに沢山のひまわり畑をみると切なくなるの
ヘンリー・マシーニのあの音楽が聞こえてくるし・・・戦争によって引き裂かれた夫婦の悲しく切ない
映画「ひまわり」 あの時の地平線にまで及ぶひまわり畑の美しさとどうしても重なってしまう。
心に残るいい映画でした。

2013年7月31日水曜日

七月の花

梅雨が明けたとたん
さぁ~!!夏の始まりだよ~とばかりに
これから始まる 七夕まつり・夏祭り・花火大会・山開き・海開き 
そして夏休み~と ワクワク感いっぱいでスタートしたはずなのに・・・

しかし なんだか・・・どうも「なつー!!」って感じがしないのは
私だけかしら
気候も暑かったり涼しかったりジメジメだったりと
落ち着かないまま七月も終わりです

それでも夏の花々は咲きそろい
季節を楽しませてくれます

まず初めに やまユリ咲きました
 鹿児島の実家からもらってきた オニユリ スクスクと成長中
 夏の庭を明るくするフロックス これはウドンコ病に弱いの・・・
 空に向かって 今にも飛んでいきそうな エキナセア・パープレア
 カサブランカの花も次々と咲き始めました
夏の夕暮れ時に香りを漂わせ庭へと誘ってくれます
 折れてしまわないように支柱を付けてあげましたよ。頭が重そうですしネ
 待望のオニユリも咲き始めました。故郷の母を思い出す花です。
 ユリの花が終わるころ ルドベキア・タカオの黄色い花が咲き始めます

これはこぼれ種でどんどん増えていきます 秋の頃まで咲き続けますよ

さて明日から八月 
セミの鳴き声も賑やかになりました 
なのにもう 今日の夕暮れ時にはヒグラシの声が、カナカナカナ♫と
そしてラジオから赤とんぼの便りや 鈴虫の声も鳴いたとか・・・
また一歩 季節は廻ります。