2013年10月27日日曜日

あかりで遊ぶ

秋の夜は虫の声を聴いたり、読書をしたり
電気を消して月のあかりを楽しんだり・・・と
しかし なんだかネ

今年の秋は気象の変化が激しくて
静かな秋を楽しむ間もないままに もう寒い!

それでも季節に合わせて模様替えしたくなり
あかりを自然素材に変えてみました。

昼間は太陽光が射しこみ
夜にはほのかに月のあかりが射しこむ・・・
そんな自然の光を邪魔しない程度のあかりにしたいのです
上・もみじの葉が印刷されている和紙を丸めて両面テ^プで止めただけです
今年の作品
手すき和紙の中に庭のもみじの葉を入れました
これも丸めて止めただけです。
  三年前の作品


















これは五年前の作品一番手が込んでいますよ
 
 作り方
・丸い風船を膨らませる
・障子紙(和紙)を適当な大きさに手でちぎる
・それを水のりで濡らし風船の周りにペタペタと付ける
・そのまま一週間ほど乾かす
・きれいに乾いたら風船に針を挿し空気を抜く
・風船を取り出し底部分を切り抜き綺麗に処理する。
 
 
麻ひもをクルクルと補強のため重ねの間に入れてみました
ちょっと見えにくいですがピンクの桜の花びらも散らして入れています
 
アイディア次第でいろいろ楽しめますよ(紙は燃える物ですから充分気を付けてください)
 
 
なんだかとてもロマンチックでしょう! しかし なにしろ爺と婆の二人暮らし 
30分ぐらいが限界なの 暗がりで良く見えずにつまずいたり、こぼしたり・・・で 
「オーイ!電気つけろ~」 と爺が(笑)  これが現実です。

2013年10月10日木曜日

今どこにいるの


ねぇ・・・・・
あなたが天国へ行ってしまったなんて
本当なの?
だって あのランチの時
あんなによく食べて、笑ってお喋りしたじゃない!
また会おうね!って言ったでしょう!

駅のホームで私が見えなくなるまで
笑顔で手を振りながら
見送ってくれたよね
あれからまだ5ヶ月しか経っていないよ
告別式に行ったら ピースなんかして笑っているあなたの写真をみたよ
そんなところでなにやってるの!って私呟いたんだよ

ねぇ~・・・故郷に帰りたいと言っていたよね 一緒に帰ろう!と言ったのに
ごめんね・・・あの時 無理にでも一緒に帰れば良かったね

ホラ・・・小さい頃 走り回って遊んだ故郷の風景だよ 夕焼けが綺麗だったよね

魂はむくろを脱ぎ捨てて飛び立ち・・・・って お坊さまが言ってたけど
今どこを飛んでいるの・・・・故郷のお母さんのところかな~
気が向いたら  私の所にも飛んで来てね
辛いけど  やさしい風が吹いたらあなたを感じるよ
ありがとう!
あなたも治療が辛かったでしょう
でも いつも私の身体のこと労わってくれたよね   

 
あなたは 会うたびに笑顔で楽しそうだったから
私はなにも心配していなかったの
気がついてあげられず 本当にごめんね

  西日暮里のレストラン
  故郷の方言 丸出しで喋ったね
  外国語みたいだから
  いちょんわからんし、よかよか
  なんて言ってね!

  淋しがり屋の私は そんな時間が
  心の支えだったんだよ



突然すぎて 現実を受け止めるのが辛いけど
でも もう大丈夫だよ                                               
  私も いつかむくろを脱ぎ捨てて飛んでいくから
   その時は また一緒に遊ぼうね ありがとう。ありがとう。安らかに(合掌)





2013年10月8日火曜日

秋の頃

季節がすすみ もう10月
今日は二十四節気の 「寒露」
野草に宿る冷たい露が霜に変わる頃らしいのですが
地球の温暖化を思わせるような
暖かい日和です。

野山はもう紅葉が見頃になっているそうですよ
大変強い 台風24号が 九州に近づいているとか
故郷はまだ稲刈り前なのに心配です。

小さな庭も移ろい秋の気配に。

ある日洗濯物干しながら金木犀の甘い香りを
フッ と 感じて見上げると
いつの間にか たくさんの花が咲いていました
「ほら!咲いたよ」と 香りで教えてくれる金木犀

頭がクラクラしそうな香りを振りまいています

 アロニエ・チョークエリーの実も色づき
セージの花が風にゆれていました
 庭の隅に埋めた彼岸花の球根 今年も忘れずに咲いて
季節を教えてくれました
秋の澄みわたった空を見上げ 
清々しい空気を胸いっぱいに吸い
風にそよぐ木々のささやきを聞く 
今 この時に感謝